両親がなくなり、これまで親が住んでいた家が空き家になってしまうことも少なくありません。
実際に、日本にはたくさんの空き家が存在しており、年々増え続けているそうです。
いつまでも放置しておくことはできないため、解体したり再利用することを検討してみてはいかがでしょうか。
中には、相続してから一度も様子を見に行っていない人もいるでしょう。
誰にも迷惑をかけないと思っているかもしれませんが、街の景観を損なったり、建物が古くなって倒壊する恐れがあります。
また、不衛生な状況が続いて害獣や害虫の住処となっていると、近隣に迷惑がかかるため、早急に対処しなければなりません。
しかし、長い間放置してきた物件は、素人では手がつけられないほど汚くなっていたり、埃にまみれたものがたくさん散乱しているものです。
素人ではどうにもならない場合は、不用品回収業者の力を頼るのも一つの方法だと言えます。
自分たちで綺麗にしようと考えている場合は、必ずマスクをして捨てても良い服を着て作業しましょう。
半年以上放置していると、ネズミやゴキブリの糞が乾燥して埃と一緒に空間を浮遊している可能性があります。
吸い込むと体調不良の原因となるため危険です。
また、リサイクル法で定められている家電は粗大ゴミとして処分できないため、別の方法で捨てなければなりません。
このように、素人だけで作業するのは大変です。
ものがありすぎて自分たちではどうにもならないことも少なくありません。
不用品回収業者であれば、粗大ゴミとして捨てられないものも引き取ってくれます。
リサイクル法で定められている家電も対象です。
中には、遺品整理も行なっている業者があります。
処分だけでなく供養もしてくれるため不用品回収業者に依頼してみても良いかもしれません。
その際は、プライバシーマークを取得しているかどうか確認してから依頼すると、空き家にどのような人が住んでいたのか、こんなものが置いてあったなど第三者に情報が漏れることがないため安心です。
また、危険物や医療系廃棄物、動物の死骸は引き取ることができないため、アドバイスを受けながら自分たちで対処しましょう。