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いらないものを処分するときに不用品回収業者に依頼すると、手間や時間がかからないため楽です。
しかし、中には悪徳業者もいるため、トラブルに巻き込まれることも少なくありません。
価格だけで依頼を考えている人や、ポストに入っていたマグネットタイプのチラシを見て、何も考えずに依頼しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
安易に依頼してしまうと、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
どんな問題が起きやすいのか、その対策について知っておくことが大切です。
一つは、無許可営業であることです。
不用品回収サービスを実施するには、各自治体の許可を得なければなりません。
しかし、住宅街を軽トラックで徘徊している個人営業は、無許可であることや企業でも許可を得ていないことがあります。
ホームページで確認をしたり、実際に問い合わせたりして確認するようにしましょう。

無料回収という誘い文句にも要注意です。
冷蔵庫やエアコン、テレビなどはリサイクルが義務付けられており、処分する人がお金を払ってリサイクルに出さなければなりません。
個人が支払わない場合は引き取った会社が支払うことになるため、無料で引き取ってもらえることは基本的にないでしょう。
しかし、それでも無料だと言う場合には、引き取った後はリサイクルに出さず、解体して必要な部品だけ取り除き、いらない部分は不法投棄するのかもしれません。
その事実がわかったときには不法投棄をした者ではなく、元の所有者が罰せられることがあるので、注意が必要です。
見積もりとは異なる料金を請求されたという金銭問題も多いです。
不当な料金であっても、作業後であれば拒否しにくくなるため、見積もり時に追加料金が発生しないか、変動することはないかを事前に確認する必要があります。
見積もりの時点で高額を提示されるケースもあるでしょう。
無理に契約を迫ってこられると断りにくいかもしれませんが、納得のできない額であれば断ってください。
このように不用品回収業者との問題が発生する可能性があります。
トラブルに巻き込まれないように安心して任せられる会社を見極めてください。